多くのスポーツ動作の基本となる動きのひとつが、「走」。
サッカー、野球、ラグビー、陸上競技など 「走」動作を含むスポーツはたくさんあります。
しかし、「走る」という事に不安や不満、
もしくは<もっと速くなりたい!
というお子様も多いのではないでしょうか。
また親御様から見て、
走り方が変…。
遅い…。
走りについていけてない
など、感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
春・秋と園や小学校では運動会があります。
団体戦での競技がほとんどですが、
団体戦でもあり個人戦でもあるのが「徒競走」
ゴール前には家族のみんながカメラを構えて、
たくさんの注目を浴びる競技。
子ども達も、緊張、緊張、緊張。
こんなたくさんの注目を浴びる徒競走で、
一等賞をとることができたら、
嬉しい!
お子様本人も家族も!
そして子ども達の中では、足が速い子はヒーロー!
という存在でもあります。
徒競走・かけっこで速く走るにはどうしたらいいのか?
かけっこで早く走るコツその1:スタートダッシュ
「いちについてー、よーい ドン!!」
「あ、出遅れた。。。」
そうならない為にも!
スタートダッシュの足の運びを気にされて事ありますか?
自分の走りでも、お子様の走りでも、
スタートの足の動きを見てみて下さい。
(動画におさめるとわかりやすいです。)
よーい「ドン!」の合図で、
一度後ろ足を踏み込んでいませんか?
よーい、の姿勢で足を前後にスタートの姿勢をとると思います。
そしてはじめの一歩「前」に踏み込むはずのその一歩目が
ワンステップ後ろに踏み込んでから前に進んでいませんか。
これでは出遅れてしまいます。
当ラボの姉妹店のスタジオでのかけっこ教室でも、
このようなスタートダッシュをとるお子様は多いです。
ではどうすれば…。
「よーい、の姿勢」どのようにとっていますか?
重心の位置に気を付けてみよう!
重心が高い位置、直立姿勢に近いと遅くなってしまいます。
やや重心を低い位置に持っていき、前後にある足は前足荷重で重心を置きます。
「ドン!」の合図で、前に倒れこむようなイメージで一歩目を踏み込んでみましょう。
後ろ足は前足荷重になった身体を軽く支え、踏み込むのではなく蹴りこむイメージで足を運びます
何度も反復練習してみましょう。
最初のスタートよりもスムーズに足を運ぶことができるでしょう。
かけっこで早く走るコツ2:脱力
最初に述べたように、徒競走は緊張します。
また、一生懸命走ろうとものすごく全身に力が入ります。
一生懸命、力強く走ることはとても大切なことです。
しかし、気持ちは力を入れても、身体はリラックス。
身体に力が入りすぎてしまうと、腕の振りもかたくなったり、
転倒してしまう事もあります。
本来の「走力」の力が分散されて、
100%の力を発揮できなくなります。
≪よーい、の姿勢をとる時に一息はこう≫ 力が入りすぎてしまうと、
息をすることを忘れてしまうことがあります。
一息はいて、肩の力を抜きましょう。
リラックスしている状態でイメージトレーニングをしよう!
運動会本番、なかなか緊張はとれないでしょう。
運動会をイメージして、
自分がスタートからゴールまで走るイメージを してみましょう。
運動会のイメージをしていた子は、
自分がスタートからゴールまで走るイメージ化が出来ているので少し緊張がほぐれると思います。
運動会までスタートダッシュとイメージトレーニングを練習し
本番では100パーセントの力を出し切って、ヒーローになろう!