JACCとは?
スポーツの世界、特にトップアスリートの世界ではトレーナーと言う立場の人がいて、カラダやココロの調整を行っていらっしゃいます。
じゃあ、ジュニアアスリートにもそのような環境が必要なのでは?と思っても、周りにトレーナーさんがいないとか、トレーナーさんを雇うお金をかけられないという事情もあると思います。
「だからトレーナーのサポートが受けられない」ではなく、いつも子どもの側にいる保護者の方が、トレーナー的な知識や技術を身につけていただければ、子どもたちの競技力はよりアップすることだと考え、2021年春に『ジュニアアスリートコンディショニングクラブ(以下JACC)』を発足し、知識や技術を指導しています。
また、同時にジュニアアスリート専用のトレーナーの育成も行っており、トレーナーと保護者や指導者と情報共有の場をリアルだけではなく、インターネットを利用して行っております。
子どもの競技力を高めるためには
子どもの競技力をより高めるためには、本当に練習だけで良いのでしょうか?
頑張っているお子さんほど、膝が痛い、腰が痛い、肩が痛いってなり、練習を休まなければいけなくなる時もあります。
だからこそ、練習量を調整するだけではなく、日頃のカラダのメンテナンスは必要不可欠だと感じています。
また、どんなに練習でパフォーマンスが高められたとしても、一つにミスから調子が悪くなったり、大きな試合や大会になると、練習でのパフォーマンスが出来なくなってしまう子もいますよね。
昔のように「頑張れ!」「集中!」「努力!」「忍耐!」と言ったところで、今の子どもには逆効果の可能性もあります。
「心技体」と言う言葉があるように、練習で技を磨くだけではなく、ケガをしないためのカラダつくり、どんな場面でも能力が出せるココロの状態が、これからの子どもたちに必要なのではないでしょうか?
体をのことを知る
案外、体のことってご存じないですよね?
簡単な体の動きのメカニズムをお伝えしますと、骨と骨が連結されているところが関節と呼ばれていますが、この骨や関節は、勝手に動くことが出来なくて、必ず筋肉が付着しています。
その筋肉が伸びたり縮んだりすることで、骨や関節が動くというシステムです。
でも、その筋肉が伸びたり、縮んだりするのは、神経からの指示で、その大元は脳からの伝達です!
脳の他に脊髄からの指示もありますが、基本的には脳から勝手に、右手はこう動け、左手はこのように、右脚はこうで、左脚はこうしなさいと神経を通して動かしています。
でもその脳って、勝手に指示を出していますよね?
まさかボールを投げる時に、右手はこう動くと良いなど考えていませんよね?
これが脳と体の連携です。
痛みのメカニズムを知る
スポーツのおける怪我や痛みには2種類あります。
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」
スポーツ外傷は、捻挫や肉離れ、骨折などのアクシデントのようなものですが、スポーツ障害は、オスグッド病、セーバー病、腰椎分離症などの痛みで、繰り返しのストレスで膝や腰が痛くなるような痛みです。
ジュニア期には、このオスグッド病やセーバー病を予防していただきたいのですが、そもそも、オスグッド病のような痛みは、膝のお皿の下辺りが痛くなるから、そこが原因だと思いがちです!
スポーツ障害の場合は、痛いという患部が痛みの原因ではなく、そこにストレスをかける別の部分が硬くなったりして、膝のお皿の下にストレスをかけているのです。
痛みがある時は練習を休み必要がありますが、休んだからと言って、大元の原因の硬くなった筋肉が柔らかくなるものではありません!
だからまた、練習を再開し、過度にストレスをかけると痛くなる。。。。
痛みの原因はそこじゃない!
心のことを知る
心ってどこにありますか?
頭と答える人もいれば、心臓辺りを言う人もいます。中にはおへその下辺りと言う方もいらっしゃるぐらい、心って案外どこにあるのかもわからない状態で、メンタルを強くしたい!と思われています。
最近では、自己肯定感と言う言葉をよく目にすることがあると思います。また落ち込む、凹む、不安になるなどのネガティブな感情をコントロールすることが出来るのに、まだまだジュニアスポーツの現場では、頑張れ!集中!努力!などの根性論のままです。
JACCでは、心は脳と捉えて、脳の仕組みをお伝えし、その脳の中にあるデータに何が入っているのかをチェックし、書き換えるなどの脳のトレーニング方法などをお伝えしています。
JACCでの学び方
「子どもの3つの能力の高め方」と「スポーツのおける怪我や痛みの対処方法や予防方法」など、今すぐ学んで子どものためになる情報をお届けしています。
JACCの学びは3つ
- オンラインで直接トレーナーから学ぶ
- メンバーサイトの動画から学ぶ
- メンバー専用の掲示板で学ぶ
インターネットを使って講座ですので、どこにお住まいでも受講が可能です。
また講座の動画はメンバーサイトで、いつでも、どこでも、何度でも視聴が可能です。
わからない点、お聞きになりたい点は、オンライン勉強会の時に、講師に直接お聞きすることも出しますし、メンバー専用の掲示板がありますので、講師に直接お聞きすることも出来ます。
全く知識がない方、技術がない方でも安心して学ぶことが出来ます。
子どもの競技力アップのために学んでみませんか?